米沢市上杉博物館では、2024年2月10日(土)からコレクション展「国宝 上杉家文書の世界Ⅶ~戦国武将、手紙を書く~」を開催します。
米沢藩上杉家に伝来した「上杉家文書」は、家の由緒を証するものとして、何よりも大事に伝えられてきました。
平成元年(1989)、米沢市に寄贈後、同13年に国宝指定されました。鎌倉時代から明治・大正に至る2,000点余に及ぶ古文書は、その充実した内容はもとより、やり取りされた当時のままの姿で伝えられているものが非常に多いことが高く評価された結果でした。
それは、文書がどのように扱われたのかという事実を理解するとともに、料紙の持つ意味を考える素材としての評価でした。
この展覧会では、40点程度の戦国時代の文書を中心に、内容ややりとりする人たちの関係、送られる行程など、様々な視点から、文書の形について考えていきます。
また、開いた形や折りたたんだ形、折りたたみ方、封のされ方などを、手紙の書き方(書札礼)などもふまえてみていきます。
果たして、どのような特徴が出てくるのでしょうか?
◇開催期間 2024年2月10日(土)~3月10日(日)
◇開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
◇休館日 2/13(火)、2/19日(月)、2/26(月)、3/4(月)
◇入館料 (常設展示室一体型)
一般420円(330円) 高大生220円(170円) 小中生110円(80円)
※( )は20名以上の団体料金
◇ギャラリートーク(担当学芸員による展示解説)
2/10(土)、3/9(土) 14:00~
※要コレクション展入館料
【お問い合わせ】米沢市上杉博物館
米沢市丸の内1-2-1 TEL:0238-26-8001