米沢市は山形県最南端の置賜地域に位置しています。
東京から新幹線で約2時間で訪れることのできる米沢は、美しい自然の風景を楽しみ、日本の深い歴史を学びたい人にとっては絶好の場所です。
場所

歴史
城下町としてのまちなみが形成された米沢は、かつてこの地を治めた上杉氏の故郷です。
上杉氏による統治は272年間に及び、その豊かな歴史は現在も米沢に息づいており、かつての米沢城跡は上杉神社として多くの市民に愛されています。
また、上杉神社にほど近い米沢市上杉博物館に立ち寄れば、上杉氏ゆかりの貴重な品々を見ることができます。

誕生
米沢の地名は、歴史上中世後期から見られます。
地名の由来はヨネ(米)のなるサワ(草の生える湿地)との説や白い水が沸く米井(よねい)があることからきた説などがあります。
米沢のまちなみは、鎌倉時代にこの地に地頭が置かれて以来形成されてきました。特に、伊達氏が212年間、上杉氏が272年間、本市を含む置賜地方を領したことから、城下町としてのまちなみが形成されました。
現在のまちの原型は、上杉氏の家臣の直江兼続によって築かれました。