米沢には、日本三大和牛の1つとして知られるブランド牛の米沢牛をはじめ、多くの名物料理があります。
さらには手もみ縮れ麺であっさりとした味が特徴の米沢ラーメン、舘山りんごに代表される新鮮な果物や200年の歴史を持つ米沢鯉も知られています。
ようこそ米沢へ
米沢には、日本三大和牛の1つとして知られるブランド牛の米沢牛をはじめ、多くの名物料理があります。
さらには手もみ縮れ麺であっさりとした味が特徴の米沢ラーメン、舘山りんごに代表される新鮮な果物や200年の歴史を持つ米沢鯉も知られています。
米沢の味といえば舘山りんご、米沢牛、米沢鯉です。
Apple(舘山りんご)、Beef(米沢牛)、Carp(米沢鯉)
それぞれの頭文字をとって、米沢の味ABCと呼ばれています。
舘山りんごは、山形県内で最も古くから栽培されており、甘酸っぱさと豊かな香りが特徴で、品評会でも高い評価を受けています。11月中旬頃は特に蜜の多い「ふじ」が旬を迎えます。
米沢鯉の歴史は古く、今から約200年前の1802年に遡ります。
当時、「むくみ」や「乳不足」で悩む人達のたんぱく質を補うため、第9代上杉藩主・上杉治憲公(鷹山公)が、養鯉の先進地である現在の福島県相馬市に伝授をこうため用人を走らせ、持ち帰った稚鯉を米沢城のお濠で育てたことが始まりとされています。
最上川上流の雪国ならではの清く豊富な水で3年間飼育された米沢鯉は、肉が良く締まり、泥臭さのまったくない良質の鯉で人気があります。
現在でも米沢地方でのお盆やお正月、結婚式等のお祝い事には、鯉料理は欠くことのできない料理の一つであります。
鯉のあらい、鯉こくなど数多くの料理法がありますが、代表的なものはなんといっても「うま煮」です。酒、しょう油、砂糖でトロトロとじっくり煮つめた風味は格別です。
米沢駅周辺をはじめ、市内の多くのレストランで米沢牛を食べることができます。
米沢牛が食べられ始めたのは、明治時代1800年代後半と言われています。
当時、米沢の洋学舎で英語教師として働いていたチャールズ・ヘンリー・ダラスというイギリス人男性が、米沢牛を横浜の居留地にいる友人たちに振舞ったとされています。
そこから、米沢牛は日本全国に知られることになりました。
米沢牛のうまさは、和牛飼育に適した米沢地方の気候・土壌・水・それに優れた飼育技術と相まって生まれたものです。
のれんの古さだけでなく、そのしっとりととろける味のある脂質やわらかなでジューシーな肉質とまろやかな風味は、米沢牛の特徴といえます。
ステーキ、鍋よし、刺身よしですが、とくに霜降り肉のすき焼きが人気です。