草木塔 は、草木に宿る霊魂から日々さまざまな恩恵を受けていることに感謝するとともに、建築や生活のために切り倒された草木の魂を供養し、その再生と自然の循環を願って建立された石塔です。
山林資源に恵まれた米沢では、古くから草木もまた命ある存在として敬われてきました。草木塔は、自然を一方的に利用するのではなく、命をいただくことへの畏敬の念と、共生の精神を形にしたものといえます。
この信仰は、林業や木工に携わる人々を中心に受け継がれ、自然への感謝と節度ある利用を戒める象徴として、地域の暮らしや精神文化の中に深く根付いてきました。草木塔は、環境保全や持続可能な社会が求められる現代においても、自然と人とのあるべき関係を静かに問いかけています。
なお、詳しくは 米沢市 公式サイト「城下町ふらり歴史探訪」内の
「草木塔」をご覧ください。
